コルマールのひと時
ご注文はコルマールですか? はい、コルマールです。 これはごちうさ Advent Calendar 2016 - Adventarの1日目の記事です。
ラビットハウスのある街の舞台は所説あり、いくつか挙げられている中でもアルザス地方のコルマールは有名な街です。 石畳のきれいな街、ココアちゃんが喜んでアルバイトをしそうな雰囲気があるところです。
そんなコルマールに今年の3月半ばにひょっと行ってきました。いわゆる聖地巡礼というやつです。 移動日も含め2泊3日でコルマールを廻ってきましたが、さすがヨーロッパ、聖地関係なしにきれいな街でした。 ここアルザス地方へ来るのは実は2度目で、5年前にも来たことがあったりします。 ちょうど「ご注文はうさぎですか?」がまんがタイムきららMAXで連載を開始したころですね。
さて、聖地巡礼記はプロが丁寧に書いてくれるということなので、 聖地巡礼記とはちょっと離れたコルマールの楽しみ方をご紹介します。
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コルマールへの往き方
コルマールへは、アルザス地方の都市であるストラスブール、もしくはバーゼルを経由して鉄道を使って訪れることとなります。 ストラスブールへはフランス国外から鉄道で訪れられるほか、バスや飛行機といった手段があります。 今回の旅行ではドイツはミュンヘンからICE(高速鉄道)を利用してマンハイムまで移動し、そこから高速バスでストラスブールまでやってきました。 ドイツ国内の高速鉄道の予約・購入・利用はDeutche Bahn公式アプリが便利です。
ICE (Intercity-Express)
ドイツ鉄道における新幹線の立ち位置にある高速鉄道です。 カラーは白を基調とし、赤のラインが入っています。
さらばミュンヘン (@ München Hauptbahnhof in München, Bayern) https://t.co/0Y4Wnhrrnm pic.twitter.com/EMqX9c5owc
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
指定席と自由席がありますが、日本の新幹線のように指定席車両というものはなく、すきな座席を指定することができます。 空いている席は基本自由席ですが、指定席として予約されている場合は、席の上に予約区間が表示されてます。 そういった座席しか空いていない場合は、その区間では予約した人に席を受け渡す形となります。 予約区間が表示されていないときはほとんどの場合自由席です。一部例外として、機器の故障で予約されていても予約区間が表示されていないことがあるようです。
ドイツの電車は予約区間ランプが付いていない席と、付いていても予約区間外だったら自由に座れる
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月15日
旅行シーズン真っ只中や土日前後は指定席をとっておくとよいでしょう。
ICEボックス2等席 pic.twitter.com/jAOUH2ho2L
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
ボックス席という、通路側に扉があるタイプの半個室もあります。おすすめです。
いくぜごちうさタウン pic.twitter.com/bV50HJ9eUw
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
IC Bus (Intercity Bus)
ドイツ鉄道が運行するバスです。ドイツ西部の街、マンハイムからフランスの中継地点ストラスブールまでをこのバスを利用して往きました。
これに乗るよ (@ Zentraler Omnibusbahnhof (ZOB) in Mannheim, Baden-Württemberg) https://t.co/CjNqzMSLfw pic.twitter.com/Ggrkl53i5s
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
ドイツ鉄道が運航していることもあって、Deutche BahnのスマホアプリからICEの乗車券と一緒に購入することができるため、楽に安くアルザス地方へ足を運ぶにはもってこいです。
ドイツからフランスへと、国境を超える瞬間を眺められるのもICバスの醍醐味です
国境超えた pic.twitter.com/7jE2yaIoLx
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
TER (Train Express Regional)
フランスに入ったのでここからはフランス国鉄のTERでコルマールへ向かいます。 世界ブランドのクレジットカードを持っていれば、券売機で切符を購入できます。 ひとつ注意しないといけないのが、切符を買ったら乗車前に駅にある黄色い箱に挿入して時刻印を押すことを忘れないようにすることです。 日本みたいに改札があるわけではないので、入場時刻の記録をする必要があるのです。
I'm at Gare SNCF de Strasbourg-Ville - @connectgares in Strasbourg, Alsace https://t.co/N6MjVxMWDR pic.twitter.com/HyXgoyi3Cw
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ほともかの駅かどうかは知らない pic.twitter.com/pjvC0nd68n
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
I'm at Gare SNCF de Colmar - @connectgares in Colmar, Alsace https://t.co/MDNo3ckh3s pic.twitter.com/KtaYKdqrss
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
コルマールという街並み
パステルカラーの木組みの建物に石畳と、まさに言葉通り異国を感じさせる街です。 聖地かどうか関係なしに、一度訪れて雰囲気を感じておいて損はないでしょう。
HDR撮影したコルマール #ティッピーと巡るコルマール pic.twitter.com/a0ETjlbczr
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月14日
ちなみにコルマールはうさぎの街ではないですが、イースターの時期に訪れると街にうさぎが現れます。 どうしてもごちうさの街でうさぎが見たい場合は、イースターを狙うとティッピーに出会えるかもしれませんよ?
うさぎがいる! #ティッピーと巡るコルマール pic.twitter.com/Mt3FjBktnt
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月14日
コルマールの料理
旧ドイツ領のアルザス地方なだけあって、ドイツでよく見られるザワークラウトやソーセージなどもポピュラーな郷土料理として提供されています。
ディナー (@ Restaurant La Soi) https://t.co/26PdVBMivs pic.twitter.com/K80ohHSrHN
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
基本的にフランス語とやや固いドイツ語でメニューが書かれていますが、たまに英語でかかれていたりします。 ですがほとんどがフランス語で書かれているのみなので、出てくるまでわからないようなドキドキを体験する楽しみ方もできます。
朝食はカフェでゆったりととるのが一番。 街にはモーニングセットがある店もあるのでくるりと観光ついでにカフェ巡りをしてみてはいかがでしょう。 ちなみに今回訪れたカフェのモーニングセットにはコーヒーのほかにオレンジジュースがついていました。
I'm at Dussourd in Colmar, Alsace https://t.co/BV4UEnJAiZ pic.twitter.com/moSuOQKvUo
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月14日
コルマールに来たら押さえておきたい食べ物が、アルザス地方の郷土料理として有名なフラムクーヘンです。 ベーコンとサワークリームと玉ねぎを生地に広げて焼いたそれは、食事によし、おやつによし、酒の肴によしと、 とても食べやすい逸品です。
I'm at La Krutenau in Colmar, Alsace https://t.co/dXVGts2ZeO pic.twitter.com/vq5ptcvKvV
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コルマールに往くにあたって
治安は悪くない
フランスというと治安が悪い国という印象があるようですが、コルマールは他の都市と比べてもだいぶ治安がいい街です。 日中は警官やフランス軍が巡回していたのに加え、夜間も人通りの少ないところを選ばなければ明かりもしっかりと点灯していました。 夕食を外食で済ましてホテルに帰るくらいの道のりであれば、人気がなくなることもなく、特に心配することはないでしょう。
夜のごちうさタウン pic.twitter.com/z2xQx00XrF
— はいふり@3日目東v-14a (@mzyy94) 2016年3月13日
ガイドブックを片手に
コルマール観光局がガイドブックを作成してくれています。
Réservation en ligne de Colmar
中でもおすすめなのが、コルマールの魅力をぎゅっと詰め込んだこのパンフレット。 コルマールへ行く予定のある人もない人も目を通しておくと、よりコルマールの良さが知れて行きたくなります。
アルザスの町々の中でも 最高にアルザスらしいコルマールへ! by Office de tourisme de Colmar - issuu
また、コルマールへ行く人にはとても役に立つ観光地図も日本語で用意されています。
トイレは有料
日本でも東京駅などで見られるようになってきましたが、基本的にヨーロッパのトイレは有料です。 外にある公衆トイレも、50セントもしくは1ユーロ、高いところだと2ユーロ入れないと扉が開きません。 必ず小銭を用意しておきましょう。 また、コルマール観光局がトイレマップを作成してくれています。
COLMAR TOURISME | TOILETTES - TOILETTEN - TOILETS
まとめ
コルマール、いい街。